ご挨拶
神経科専門医としての使命を果たすために
私は神経内科専門医として、これまで比較的大きな病院に勤務してきました。現在、政府が求めている診療体制は、急性期医療を必要とする一定時期だけ病院で診療を行い、安定すると近隣の診療所に紹介するという病診連携の診療体制です。これは外科においては有効なモデルですが、神経内科では難しいと感じていました。紹介先の診療所では、症状に合わせた投薬変更がなされず、紹介した時点の薬が継続投与されるだけのケースが多く、患者様がコントロール不良状態になって再び病院に紹介されて来ることが多々あったからです。これではダメだと分かっていても、病院の方針で紹介し続けなければなにない現状がありました。これらの患者様の受け皿になるべく、専門診療を提供できる診療所として、はつたクリニックを開院することになりました。
院長 医学博士 初田裕幸
はつたクリニック3つの指針
院長略歴
平成13年 | 山口大学医学部医学科卒業 |
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平成13年 | 大阪市立大学医学部付属病院 老年内科・神経内科勤務 |
平成14年 | 田附興風会医学研究所北野病院 神経内科勤務 |
平成16年 | 若草竜間リハビリテーション病院 神経内科勤務 |
平成17年 | 西大宮病院 神経内科勤務 |
平成18年 | 多摩老人医療センター 神経内科勤務 |
平成21年 | 東京都健康長寿医療センター 神経内科・脳卒中科/病理診断科勤務 |
平成26年 | 脳神経内科はつたクリニック開業 |
資格
- 内科認定医
- 神経内科専門医・指導医
- 認知症認定医・指導医
- 神経病理学会専門医・指導医
- 認知症サポート医
所属学会
- 日本内科学会
- 日本神経学会
- 日本認知症学会
- 日本神経病理学会(評議員)
- 日本自律神経学会
- 日本老年医学会
表彰
・第30回日本認知症学会学術集会(2011年)において、最優秀発表として学会奨励賞を受賞(認知症の臨床基礎研究)
・第12回パーキンソン病・運動障害疾患コングレス(2018年7月)において、最優秀発表として優秀賞を受賞(パーキンソン病の臨床研究)
※以下は共同研究
・2008年の米国神経病理学会において、最優秀発表として日本人初でムーア賞を受賞(パーキンソン病の臨床基礎研究)
・第55回日本神経病理学会学術集会(2014年6月)において、優秀論文として日本神経病理学会賞を受賞(パーキンソン病の臨床基礎研究)
・第91回日本生化学会大会(2018年)において、第26回日本生化学会JB論文賞を受賞(アルツハイマー病の基礎研究)