血管性認知障害特別セミナー(2014.10.7)
[2014.11.10]
診療終了後に参加して参りましたが、着いたのが終了間際であったため、十分な内容は聞けず、残念ながらこちらであまりご紹介できません。
せっかくなので血管性認知症について紹介しておきます。
脳梗塞や脳出血など(脳卒中/脳血管障害)脳の血管に異常が起きた結果、認知症になる病気です。
どこの血管に異常がおき、脳のどこの部分が障害されたかにより症状は異なります。
そのため、麻痺や言語障害など様々な症状と一緒に起こることも多いです。
認知症の中で一定の割合をしめ、主な危険因子は、高血圧、糖尿病、高脂血症などといった生活習慣病です。
アルツハイマー病などの多くの認知症は根本的治療がなく、長期的には進行するのに対し、
血管性認知症は血管の異常が原因であるので、血管を保護する治療、すなわち血圧のコントロールなど危険因子を減らすことで進行を抑制できる病気です。