メニュー

第33回日本認知症学会学術集会(2014.12.1)

[2014.12.17]
先日、休診させていただき、学会発表して参りました。

内容は高齢者における脳の老化パターンを大多数で検討するといった内容で、個人差はありますが多くは2つのパターンになるということです。

ひとつは脳にアミロイドβという蛋白が蓄積し、その後タウという蛋白が蓄積するいわゆるアルツハイマー病型の変化が加齢とともに進行するといったパターンです。

もうひとつはアミロイドβはほとんど蓄積せずにタウのみが蓄積するパターンで、神経原線維変化優位型認知症とも呼ばれています。

といっても後者は進行が非常にゆっくりで、正常の老化と判断されていることも多く、超高齢になって記憶障害のみが目立ち、ほかの日常生活に関することはほとんどできるといった状態であることが多いです。

この2つのパターンについては統計学的な手法により明らかにしたいと考えています。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME