第8回関西脳核医学研究会(2015.3.14)
[2015.03.16]
診療終了後に参加して参りました。
DATスキャンの話題が中心でしたね。
昨年、保険適応になったのが大きいようです。
DATスキャンとはドパミントランスポーターシンチグラフィの略ですが、ここで簡単に御紹介しておきます。
パーキンソン病などの疾患ではドパミン神経が壊れ、ドパミン量を調整する部分であるドパミントランスポーターも減少します。
その変化を画像でとらえるのがDATスキャンです。
パーキンソン病は脳の検査でよく行われいているMRIやCTでは健康な人とほとんど区別がつきませんが、DATスキャンでははっきり確認ができます。
当院でもパーキンソン病、レビー小体型認知症、パーキンソン症候群といった疾患が疑われ、かつ必要な患者様には行って頂いております。